岐阜県本巣市にお住まいのH様ご夫妻。家族の思い出が詰まった愛着のあるご自宅をリフォームしようと決めたのは、子どもたちが巣立ち、さらに同居していたご主人のお母様が他界されて、ふたり暮らしになったことがきっかけでした。
かつては共働きで忙しい日々を送っていましたが、定年退職した現在は、家でのんびり夫婦の時間を過ごすことも多いそう。そんなおふたりのライフスタイルを考慮して、水回りなどの設備や内装の一新とともに、広々としたLDKをメインルームにするプランをご提案しました。ポイントは、スケルトンリフォームによる1階の間取り変更。お母様が使っていた和室とリビングをひと続きにし、さらにダイニングキッチンを大胆に移動して、日当たりのいい18畳のLDKを生むフロア設計です。かつてのダイニングキッチンは仏間に変更し、寝室は2階から1階に移動。リフォームによって、階段の上り下りの必要が減り、1階中心で暮らせるようになりました。
今後を見据えた「安心・快適」も今回のリフォームのポイント。床をバリアフリー化して、つまずきの危険をあらかじめ予防したり、既存の掃き出し窓にインプラス(内窓)を設置して断熱効果を高めたり。インプラスは結露を防いでくれる効果もあるので、お手入れの手間がぐんと減りました。また、LDKから直接外に出られるウッドデッキを作ったことで、毎日の洗濯物干しと取り入れがとてもラクになったそう。
ご新居の住み心地について「とても快適。特にLDKはくつろげて、自然と会話が弾みます。夫婦ふたり暮らしもいいものだなあと、しみじみ。リフォームしたからこそ味わえる喜びですね」と満足されているご様子のH様ご夫妻。ゆったり暮らしやすい住まいで、おふたりの穏やかなセカンドライフが始まっています。